福島県社会福祉協議会

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「瓜生岩子賞」表彰制度創設の趣旨


 本県の生んだ社会福祉事業の先覚者「瓜生岩子」は、1829年(文政12年)耶麻郡小田付村(今の喜多方市)に生まれ、1897年(明治30年)に69歳で世を去るまで、孤児救済のために育児院や貧困者向け済生病院の開設等、献身的に生涯を社会福祉に挺身されました。
  こうした岩子刀自の先覚者としての遺徳をしのび、その偉業を永く後世に伝えるため、岩子刀自が県内に初めて創設した鳳鳴会育児部(現在の児童養護施設「福島愛育園」)が100周年を迎えたことを記念し、福島県社会福祉協議会では、岩子刀自の精神にふさわしい社会福祉に功績のあった方々を顕彰する「瓜生岩子賞」表彰制度を平成5年に創設し、これまで23回の表彰を行ってきたところです。
  本年につきましても、第24回目の表彰として福島県社会福祉大会の席上をお借りして行うことといたしましたので、「瓜生岩子賞」表彰制度の趣旨をご理解いただき、今後とも皆様方のご支援・ご協力をお願い申し上げます。